あなたのお探し物戦場はココです。

[ふるさと納税はじめてガイド] ふるさと納税のポイント
ふるさと納税のポイント

税金を払っている人なら絶対にふるさと納税は、活用べきです。

楽天カードがあればさらに納税額の5~7%分のポイント獲得が可能

楽天カード
⇒ [楽天でのお買物]を5,000円引きで買う方法はこちら!

戦場人気のコレクション

9月23日(土)にシネマシティで開催された「この世界の片隅に」リテイク版(Blu-ray版)の片渕監督生コメンタリー付き上映のトーク内容ご紹介、続きです。

 

の前に、、、

 

まったくの余談ですが(^^ゞ

今日は21:00から日テレ系金曜ロードショーで「ラピュタ」をやるんです。

(ま、このブログを投稿したころには終わってるんですが)

…で、金曜ロードショーのラピュタと言えばあれです上差し

 

みんなで「バルス!  です(笑) →

 

私も最近になってツイッターを始めたので、

シータと一緒に「バルス」を送らないと爆  笑キラキラ

…って、ブログ書くのに集中出来んがなアセアセ

 

 

さあて、横道に逸れたけど「この世界の片隅に」コメンタリー上映の続きいきます!

 

一応定型文、、

 

当たり前のことですが映画上映中は録画/録音禁止なので、ここに書いていく内容は拙い記憶の範ちゅうとなります。

言い回しだとか違っているかも知れないですが、内容だけは間違いのないように、

逆に言うとうろ覚えで内容に自信がないお話しは割愛させていただきますm(_ _)m

 

そして、

ここからは「この世界の片隅に」を観たことが無いと通じない内容が多々出てきます。

もしもまだ「この世界の片隅に」を一度もご覧になったことがなければ、是非一度映画の方をご覧いただいてからここから先をお読みいただければと思います。

(すでにレンタルもありますし ネ)

また、内容的にネタバレでもありますので、映画を未見の方はご注意ください。

 

 

それでは前回からの続きです。

 

ここは下長之木です。

建物は中学校で、迷彩塗装がされてます。

あの鉄塔の上に空襲警報のサイレンがあります。

すずさんの家の一番近くにあるサイレンです。

 

 

(7月1日) この日は梅雨時で小雨が降ったりやんだりしてました。

この日の夜に空襲があるわけですが雨の中での空襲だったので、呉の人は空からガソリンが降ってきたと勘違いした人もいたそうです。

 

 

これはM69という焼夷弾です。

落下してから火のついたナパームを辺りに撒き散らします。

このナパームはジェル状になっているので、火のついたまま周りに付着して火災を起こすんです。

北條家に落ちた焼夷弾はそのナパームが噴出しなかったので不発で、そのため火事にならずに済んだのです。

 

〔呉の皆さん頑張ってください のラジオ放送〕

正確な記録は見つからなかったのですが、「呉の皆さん頑張ってください」と言っていたというのは本当のようです。

 

 

「床下にしもうとった芋がええがに焼けとったけえ」ということは、家はどうなったかというと焼けてしまったということです。

 

 

このシーンは原作ではこうの史代さんは左手で背景を描いてます。

これ以降、原作の背景はすべてこうのさんは左手で描いているんです。

この絵も美術監督の林さんが左手で描きました。

原作へのオマージュということで、ここではそうしました。

 

 

〔男性二人がハンマーで棒を打ち付けているシーン〕

これは空襲で穴の開いてしまった水道管をふさいでいるところです。

呉はすずさんのところに水道が通っていないことからもわかるように水源の確保が難しくて、貴重な水を無駄にしないように水道局の人が修理してまわっているんです。

 

 

「来月の6日は江波のお祭りじゃけえ」

広島は宮島に厳島神社がありますけど、それと関連して江波では8月6日にお祭りをする予定になっていたんです。

この前の年もお祭りはやったんですが、戦争中なので出店が一つも出なかったそうです。

 

 

これは呉に発令された警報を調べられるだけ調べて全部書いたんですけど、いやになるくらい沢山の警報の数でした。

 

 

焼夷弾に文字が書いてありますけど、あれは本物の焼夷弾の写真を撮って、それをコピーした文字を貼り付けてあります。

 

 

この機銃掃射のシーンは飛行機から見た絵をかなりやり直しました。(リテイクのこと)

実際の機銃掃射の映像に近付けてあります。

(補足:このような映像は機銃を発射すると自動的に撮影を始めるガンカメラの映像で、無差別に民間人を銃撃している様子が、多くの記録映像に残されています)

 

 

側溝に入りますが、これは実際に人が入れる大きさだったのか、呉の側溝の大きさを測ったりしました。

今では蓋をされてもっと小さな側溝になっているんですが、当時は生活用水としてこれくらいの大きさの側溝があったようです。

ここで昔は洗濯もしていたし、農業用水にもなっているんです。

 

 

(呉湾で沈没・着底した軍艦の説明をされていたました。詳細覚えていないので割愛します)

 

 

(径子さんがずすさんのもんぺにゴムひもを通してくれたシーン)

ゴムひもは配給されなくなったので、余り物のゴムひもを結んでつなぎ合わせて一本のゴムにして通しているんです。

だから結び目だら
なので、ゴムを通したところがごわごわしていると思います。

 

 

呉は広島の爆心地から20kmくらい離れているんですね。

爆心地付近では衝撃波は音速よりも速いのですが、ここら辺までくると衝撃波は音速になって、ピカッと光ってから55秒遅れくらいで衝撃波が到達しているんです。

 

キノコ雲って言われますけど実際はキノコの形ではなくて、下からもうひとつの雲が立ち昇っていって、上でつながった形になっています。1万6000mくらいまで到達しているんです。

 

 

わらじを作るのは自分で作ってみればわかりますけど、片手では絶対に作れないです。

それでも作ってしまうところが、すずさんは凄いんです(笑)

 

 

この新聞(注: 下に敷いてある新聞のことです)には沖縄戦のことが書いてあります。

この頃には沖縄戦は終結しているので、古新聞ということなんですね。

 

 

〔ユーカリの木に障子が引っ掛かっているシーン〕

ここまで障子が飛んできたかは調べてもわからなかったのですが、こうのさんが調べた時には呉に広島から飛んできた障子が落ちていたことがわかったそうです。

だからここに障子が飛んできたことにしたようです。

爆心から北西側には看板とか色んなものが飛んで行ったようです。(呉は南東側)

 

 

消防車も救急車も国防色に変わってしまっています。

これは日本全土が戦場になったということなんです。

 

 

これは8月9日に実際に撒かれたビラで、伝単といいます。

市民は即刻都市から出なさいというようなことが書いてあります。

この町から出ることをやめたすずさんの手元に、町から出ろという伝単がばら撒かれて、それをすずさんが丸めて落とし紙にしている、というようになっています。

 

 

径子さんはここでラジオを切っちゃいますけど、このあと実際には玉音放送をアナウンサーが解説した番組が放送されていました。

 

 

この畑はかぼちゃが植えてあったんですけど、7月2日の空襲で焼夷弾が落ちてナパームを撒き散らして燃やしてしまったので、ほとんどのかぼちゃが枯れてしまっています。

 

港の方には大きな軍艦は沈められていなくなっていて、小さな船がいるだけになってます。

 

 

これは円太郎さんが現場で使っていた設計図なんです。現場で使ったときの赤鉛筆が入れてあったりします。

そして戦争が終わったことで円太郎さんはその設計図を燃やしてしまい、一方ですずさん達は同じように火を使ってご飯を炊くということになっています。

 

 

〔白いご飯を食べるシーン〕

湯呑を見ていただければわかるのですが、この頃には湯呑には水しか入ってないです。

すでにお茶も無くなってしまっているんです。

久し振りに白いご飯を食べるのに、おかずは水だけという状況です。

3月頃と比べても、8月になると色々なものが無くなったりしているということです。

 

 

ここは戦後のヤミ市ですが、この場所は建物疎開で建物を取り壊した跡地なんです。

 

 

〔米駐留軍のジープのシーンで〕

大塚康夫さんを書いてしまってます。ちょとしたイタズラです。

大塚さんはこの頃は中学生で、進駐軍と友達になってジープの絵を描いたりされていたそうです。(補足: あの初代ルパン三世の大塚康夫監督、ジープや軍用車の研究家でもあります)

 

 

これは本当にうまいのかも知れないなと思います。

ただし煙草のパッケージが入ってなければですけど。

今度一度再現してみたいと思っています。

 

 

ここは音戸の瀬戸を渡し船で渡っています。

向こうには青葉がいます。

 

 

哲は復員軍人の制服を着ています。

あのリュックの中には船を降りるときに色々な食べ物とかを詰め込んで持ってきています。

 

階級は水兵ではなくなって、昇進して下士官になっているんです。

去年の12月からの間に昇進したということになります。

 

 

周作さんは海軍の制服を着てますが、階級章はすべて外してあって、ボタンも金ボタンではなくなっています。

軍人ではなくなったということです。

 

 

これは相生橋です。

相生橋は原爆の爆風が川面に反射して、一度橋が持ち上がってから橋脚の上に落ちたので、そのときの衝撃で欄干が外側に傾いているんです。

 

(原爆の爆発のシーンで場所の説明をされていましたが、忘れたので割愛します)

 

 

原爆が落ちていきなり町の建物が全部無くなったのではなく、直後は残骸が積み重なっていたので、ここは夜の間に色んなものが焼けてしまったということを描き足しました。

8月6日にはかなりの人がまだ生きておられて、7日にかけて亡くなられた方が多かったということです。

 

 

ここは広島駅ですけど、広島駅の建物は残っているのですが中は崩れていて使えないので、こうして駅の外に仮設の駅舎が作られていたんです。

すずさん達が座っているところは、改札の外の仮設の待合所です。

 

 

ここはデートしてたときに映画館を探して歩いていた道で、ちょうどこの辺りが映画館のあった場所です。

 

 

枕崎台風で庭の木が倒れてしまって、それで屋根が壊れています。

倒れた木は根だけが倒れて残っていて、木は切って薪になってます。

 

 

〔エンディングクレジットについて〕

映画が公開されてからお世話になった方が増えましたので、エンディングクレジットの名前が大分増えています。

劇中画のところにこうのさんのお名前も入れさせていただいてます。

 

 

エンディングのこの物語は、制作の一番最後で急遽1日で作ったのですが、スタッフがみんなこの先に何を見たいかということを考えて、ほぼ1日でこの絵を描いてしまったんです。

これが一番見たかったことではないかなと、自分でも思っています。

 

 

これは晴美ちゃんのお兄さん(ヒサオ)と、下関のおじいさんです。

径子さんが逢えなくなってしまった息子です。

 

 

これはもう昭和25年くらいではないかと思います。

呉港に普通のタンカーと
かの船が浮かんでいるんですね。

 

 

(第1エンドロールで)戦争を生き残った人たちがこれから新たな人生を生きていくうえで、何かを置き忘れてきたとしたらそれは何だろうというのを描いたのが、この物語(第2エンドロール)です。

 

コトリンゴさんにこの曲を書いてもらったら題名が「すずさん」になっていて、この物語はリンさんを描いていたので、どうしようかと最初思ったのですが、絵が全部出来てみたら「これはすずさんで良かったんだ」と思ったんです。

なぜならば、これはすずさんが想像しているリンさんの物語だからです。

 

この絵の左にいるのは径子さんと径子さんの旦那さんです。

 

ここまでの絵は遊郭に居たテルちゃんの紅で描かれているのですが、ここのすずさんだけはすずさんの右手が持った鉛筆で描かれるのですね。

色んな意味合いを感じていただけるとありがたいです。

 

 

独り言: 映画本編は何十回も観てるし、今回は監督のコメントをひと言漏らさず聴くことに集中していたので、涙を流すことは無かったのですが、この第1・第2エンドロールの監督のお話しを聞いていたら、もう涙が止まらなくなりました。 今こうして思い出しながら書いているだけでも、またウルウルです。

 

この映画は第2エンドロールが終わるまで物語が続いていますよ、というのはよく言われていて、私の場合はいつも第2エンドロールで涙腺崩壊していたのですが、監督の解説をお聞きしたらこれまで感じていた以上に深い、、、そして切ない

 

 

長々と今週1週間の間6回に分けてご紹介してきた片渕監督 生コメンタリー上映の内容、

 

記憶の範疇で書き起こした内容ですので、監督のお話しすべては思い出せなかったし、言葉や表現違いは多々あると思うのですが、それでもここまで読んでいただいてからもう一度映画を観れば、きっとこれまでよりも作品への理解が深まるかと思います。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございました m(_ _)m

 

 

 

 

 

Googleが認めた戦場の凄さ

10/3 (火)

月曜日の大雨もあがり 朝から 釣りに行きます。

地アミブロックを買ったので サビキで 魚 小アジ釣りメイン。

 

付け餌に カワハギフグ 外道さんが来て欲しいところです。

 

 

 

 

 

PIXTA「関門海峡」 審査を通りました。

 

関門橋と その昔 源平最後の戦場「早鞆の瀬戸」を正面に見る

魚釣りしながら 撮影しました。

 

 

– PIXTA –

 

 

– PIXTA –

 

 

 

見事な入道雲

 

– PIXTA –

 

 

山口県警(水上)警察署・海上保安庁警備艇と水産大学校練習船

 

– PIXTA –

 

 

 

 

             マウス ポチッ と応援お願いします。