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これでいいのか戦場
「この娘、どこかが変だ」
映画で「邪悪な子供」といえば
『オーメン』のダミアン。
しかしこの作品の子供は
あまりにもリアルで怖い。
『エスター』
[Orphan]
(2009年)アメリカ映画
<あらすじ>
3人目の子供を流産したケイト・コールマン(ヴェラ・ファーミガ)とその夫のジョン(ピーター・サースガード)。彼らはその苦しみを癒すため、孤児院からエスター(イザベル・ファーマン)という9歳の少女を養子として引き取る。少々変わってはいるが年齢の割にしっかり者で落ち着いており、すぐに手話を覚えて難聴を患う義妹のマックス(アリアーナ・エンジニア)とも仲良くなるエスター。だが共に生活する中で、やがて彼女は常に手首や首にリボンを着けていたり、入浴の際は必ず入り口を施錠したりと、謎の習慣を垣間見せ始め、それらと同時に徐々に恐ろしい本性を見せ始めるのだった。
<スタッフ>
監督 ジャウム・コレット=セラ
脚本 デヴィッド・レスリー・ジョンソン
製作 ジョエル・シルバー
スーザン・ダウニー
レオナルド・ディカプリオ
製作総指揮 スティーヴ・リチャーズ
ドン・カーモディ
マイケル・アイルランド
音楽 ジョン・オットマン
撮影 ジェフ・カッター
編集 ティム・アルヴァーソン
<キャスト>
ヴェラ・ファーミガ(ケイト・コールマン)
ピーター・サースガード(ジョン・コールマン)
イザベル・ファーマン(エスター)
ジミー・ベネット(ダニエル・コールマン)
アリアーナ・エンジニア(マックス・コールマン)
CCH・パウンダー(シスター・アビゲイル)
原題の「Orphan(オーファン)」は「孤児」の意味。
邦題「エスター」とは主役の少女の名前。
ある夫婦が孤児院から
少女を引き取って家族に迎え入れたが、
その子の周りで奇妙な事件が起こり、
やがて殺人事件まで発生する。
これはおかしいぞと
母親が調べて行くうちに
ある秘密に辿り着く……という話。
いや~この少女が怖い!
可愛いからこそ怖い!
最初はネコかぶってるんだけど
だんだん凶悪になってくる。
クラスメイトを突き落としたり
シスターをハンマーで殴り殺したり。
ツリーハウスにダニエルを閉じ込めて
放火して見上げるこの表情がやばい。
城之内くん?
怖いオバサンというと
『ミザリー』のキャシー・ベイツだが、
怖い少女の決定版が
『エスター』のイザベル・ファーマンだろう。
言葉が発せない妹マックスちゃんが
逆らうことができずに
巻き込まれていくのが可哀想。
そして母親だけが
エスターを怪しいと思って
調査するんだけど
夫もカウンセラーも信じてくれない。
終いにはお前の方が狂っていると
精神異常者に仕立て上げられる始末。
本当イライラが募った。
エスターの顔立ちは
乃木坂46の生田絵梨花さんみたい。
ピアノも弾けるし。
もしも、
いくちゃんがエスターだったらと
想像するとゾッとする。
どんでん返しがすごいと聞いていたが
個人的にはイマイチだったかな。
サイコ・スリラーとしては良作だが
犯人は最初からわかっているし、
犯行は杜撰だし、
展開は予想通りだったし、
結末も衝撃は薄い。
★☆☆☆☆ 犯人の意外性
★☆☆☆☆ 犯行トリック
★★☆☆☆ 物語の面白さ
★★☆☆☆ 伏線の巧妙さ
★★★☆☆ どんでん返し
笑える度 -
ホラー度 ◎
エッチ度 △
泣ける度 -
総合評価(10点満点)
6.5点
———————–
※ここからネタバレあります。
———————–
●1分でわかるネタバレ
○被害
者 —●犯人 —動機【凶器】
①ブレンダ —●エスター —憎悪【骨折:滑り台】
②シスター・アビゲイル —●エスター —口封じ【撲殺:ハンマー】
③ダニエル・コールマン —●エスター —口封じ【窒息死(未遂):枕】
④ジョン・コールマン —●エスター —憎悪【刺殺:ナイフ】
⑤エスター —●ケイト・コールマン —正当防衛【溺死:池】
<結末>
エスターは自分の秘密を探る
シスター・アビゲイルを殺し、
ダニエルをも殺そうとした。
ケイトはエスターが犯人だと責めるが
夫ジョンたちはケイトの精神の方が
おかしいと言って聞く耳を持たない。
エスターの持っていた聖書と
挟んであった写真から
昔居たという精神病院を探しだし
担当者と連絡が繋がって
そこでケイトはエスターの秘密を知る。
彼女は少女の外見をしているが
実は33才の大人の女性で
ジョンを奪う為に
周りの邪魔者を殺したのだ。
ケイトを追い払ったエスターは
ジョンを誘惑する。
しかし拒絶されて逆上し、
ナイフでめった刺しにして殺害。
そこに駆けつけたケイトと格闘して
凍った池の底に蹴り落とされて死亡した。
●どんでん返し
エスターは
見た目は9歳の少女だが
実は33歳の大人だった。
中身(精神)が大人という意味ではなく、
「下垂体機能不全」という珍しい病気で
ホルモンバランスが崩れて
身体が成長しなくなったのだという。
本名はリーナ・クラマー。
エストニアの精神病院で生まれ
アメリカの家族の養子となり、
父親を誘惑して失敗すると
家族を皆殺しにして放火した。
1年前に施設を脱走して行方不明になる。
これまでに7人を殺している。
※水色がミスリード、紫色が伏線です。
エスターを子供だと
思わせる方向がミスリード。
①エスター役を当時12歳の
イザベル・ファーマンが演じているので
当然ながら見た目では
子供にしか見えない。
外見自体が強力なミスリードだ。
②孤児院の書類が
ロシア出身の9歳の少女になっているので
まあ疑う人はいないでしょう。
ケイトがジェシカのことを話す時、
涙を見せるなど(嘘泣き)
心優しいところや
歯医者を嫌うなど
子供らしい振る舞いをしている。
エスターが大人である
という方向が伏線だが、
はっきりと大人を示す証拠はない。
夫ジョンへの
好意の寄せ方が異常なので
うっすらと気付くかもしれない。
①両親がセックスしようとすると
邪魔しに割って入るのは
ジョンが好きなので嫉妬している。
子供が見てはいけないものよと
注意すると
②「知ってる。ファックでしょ」とマセた発言。
③愛した男性の写真を
未練たらしく残すのも
子供の感情とは違う。
最も伏線らしいのは
「歯」についての2つの伏線。
④歯医者に行くことを拒否したのは
歯で年齢がばれるのを恐れたため。
徹底的に嫌がっていた。
⑤ダニエルが
エスターが肉を細かく切り分けて
食べるのを馬鹿にしていたが
歯が治療を受けれずボロボロなので
大きい肉は食べにくいから。
エスターは入れ歯をしている。
⑥子供にしては
拳銃の扱い方がやけに手慣れている。
アメリカの子供はそういうもんだと
日本人は思ってしまう。
ちなみに
本物の子供のマックスが
最後に銃を撃つが
あれはエスターが撃つのを見て
やり方を覚えたからでしょう。
エスターの異常性を示す伏線は
⑦描いている絵にブラックライトを当てると
火が燃えていたり血が出たり
セックスシーンを描いたりと
エ
ログロテスクな絵になること。
どうやらエスターの
抑えきれない衝動を
絵にぶつけているようだ。
⑧手首と首にいつもリボンをつけていて
外そうとしないこと。
この下に拘束具の傷跡があった。
⑨裸を見られるのも嫌がり
入浴中は鍵をかけたのも、
傷を見られるが嫌だから。
⑩ペイントボールが当たって瀕死の鳩を
「楽にしてあげて」と石を持って
ダニエルに言う場面。
「できないよ」と尻込むダニエルに対し
躊躇なく石で鳩を殺すエスター。
その他の伏線では
⑪エスターがマックスを連れまわした
マックスとの会話で手話を使うが
⑫手話自体が命を救う場面がある。
耳の聞こえないマックスが
エスターに狙われている時、
ケイトが天窓から
下の温室にいるマックスに
「そこを動かないで」と
手話で指示を出したことで
マックスがエスターと
鉢合わせするのを防いだ。
手話なら声を出さないで窓越しでも
意志を伝えることができることを
上手く利用している。
●よくある疑問
Q,エスターは孤児院では
問題をおこさなかったのか?
孤児院では人との関わりを
最小限にしていたから
問題が表面化しなかった。
シスター・アビゲイルも
それを個性だと受け止め
エスターの自由にさせていた。
Q,エスターが白いバラをプレゼントした時、
どうしてケイトは怒ったのか?
あの白いバラはケイトが
死産したジェシカのために
大事に育てていた花。
エスターにはそのことを教えていたのに
わざとバラを切って渡したので
怒りが頂点に達した。
Q,おっぱいの大きい近所のおばさんは
ジョンを誘っていたのか?
ジョイスという女が
椅子を運ぶのを手伝ってと言ったのは
下心あって近づいたとしか思えない。
ジョンは誘いに乗らなかったが
エスターは嫉妬していた。
あれ以上近づいたら
殺しの対象になっていたかもしれない。
Q,銃に1発だけ弾をこめて
マックスに向けたのは何の意味が?
シリンダーを回転させて
「遊びたい?」と聞いているので
ロシアンルーレットをするつもりでした。
しかし時間がないから
(シスターが帰りそうなので)
マックスは殺されずに済んだ。
あの銃に慣れた様子は
大人であることを示す伏線でもあります。
Q,ブレンダを突き落としたり
アビゲイル殺しも犯行を堂々と行い
そこまで隠そうとしていないのはなぜ?
エスターは子供の姿を利用して
「どうせ子供だから」で
済むのを利用している。
マックスを連れて共犯にして
偽証させているから
疑いをそらすことができる。
しかもジョンがアホすぎて
エスターはそんな子じゃないと
庇ってしまうのが最悪だ。
Q,エスターが万力を使って
自分の左腕を折ったのはどうして?
その日にケイトに左腕を掴まれて
「痛い!」と芝居したうえで
症状をひどく見せて
ケイトを追い込むためにやった。
しかしいくら何でも
女性が掴んだ程度で
腕は折れない。
ジョンは馬鹿すぎて
すっかり騙されている。
Q,ジョンはどうして
妻の意見を信じないのか?
ジョンが妻の発言を信用しないのは
アルコール依存症があるからだ。
昔マックスが池に落ちた時
酒で酔い潰れていて
ジョンが助けるまで気付かなかった。
それ以来お酒は絶ったのだが、
夫がエスターの味方をするから
ついワインを買ってしまった。
買ってしまったら
飲んでないと言っても信用されない。
ケイトも馬鹿なことをして
自分で墓穴を掘ったものだ。
それでも
エスターを怪しいと言ったのは
ケイトだけじゃなく、
シスター・アビゲイルも
彼女には問題があると指摘したし、
そのシスターが誰かに殺されて、
孤児院にエスターの記録もなく、
精神病院で生まれたこともわかり、
ツリーハウスが燃えた時は
エスターかダニエルしか犯人はいなかった。
ここまで状況が揃っているのに
スターの言うことを信じるのはアホすぎる。
ケイトには申し訳ないが
ジョンは死んで当然。
めった刺しにされた時に
自業自得だと思った。
ついでに
あのクソカウンセラーも
殺されてねーかな(希望
Q,エスターに枕で窒息させられた
ダニエルは助かったの?
助かったと思います。
病院内だし、
心肺停止状態が長くなければ
AEDで蘇生できるでしょう。
Q,ダニエルとケイトが病院に入院した夜、
エスターがマックスの
補聴器を持っていくシーンの意味は?
今から下で
私とジョンが愛し合うから
邪魔しないでという意味で
聞こえないようにしたのでしょう。
あるいは今夜
マックスも殺すつもりで
物音が聞こえないように
補聴器を持ち去ったかもしれない。
あなたには
もうコレ(補聴器)いらないでしょ、
という意味で……。
Q,エスターは本当に死んだの?
首を蹴られて変な方向に曲がって
池に落とされましたから
普通の人間は死んでますよね。
シリーズ化するなら
ゾンビみたいな化物となって
蘇ってくるしかないかと。
Q,もうひとつのエンディングが
あるって聞きましたが?
池から戻ったかどうか、
ケイトたちを殺したかは不明ですが、
二階でひび割れた鏡で
化粧をしたエスターが
駆けつけた警官が包囲する中、
階段を降りてきて
「ハロー。マイネーム・イズ・エスター」と
血だらけの顔で自己紹介して終わる。
ライトに照らしだされた顔は
あまりにも不気味なので
ここには掲載しない。
●可哀想なマックス
生まれつき難聴で
言葉が話せず手話で会話する
ケイトの娘のマックスちゃん。
エスターがやってきて
お姉ちゃんができたと喜ぶ。
しかしそのエスターが
とんでもない女だった。
マックスを脅して言いなりにして
嘘の証言をさせる。
エスターはマックスを利用した上で
口封じに何度か殺そうとしていた。
アビゲイル殺しでは
車の前に突き飛ばして
轢かれそうになったし、
車に閉じ込められたまま
坂道をサイドブレーキ外して
バックで事故にみせて殺そうとした。
口止めされているので
エスターがやったと言えず、
母親がちゃんとサイドブレーキを
引いていなかったせいにされる。
真実を言いたくても
言ったら殺されるし、
エスターに抵抗する力も無い。
大好きな母まで殺されるかもしれない。
それでも大事な場面で
エスターに抵抗する。
ダニエルが石で殺されそうな時は
タックルで助けた。
ケイトが凍った池で襲われる場面で
泣きながら銃を撃って(外れたが)
池の氷が割れた。
その結果エスターを
池の底に沈めることになる。
いや~映画を見ていて
本当に可哀想だった。
でも最後は
生き残れたので良かったよホント。
●エスターという女性
少女の外見をして
実は大人だったというオチは
意外とインパクトが弱い。
33歳という微妙な年齢も
驚くほどではなかった。
どうせなら少女の外見で
60歳くらいの高齢者だったら
「ええ~!?」っていう驚きがあったと思う。
病気の設定上そこまで高齢になると
顔のシワを消すのが難しかったり、
声や髪の問題もあるのかもしれないが
どうせならもっとオーバーにして
意外すぎる真相にしてほしかった。
この映画を高く評価する人は
死産したジェシカの霊が
エスターに憑依していたという
悪魔憑き系ホラーだと思ったら
特殊な病気で意表を突かれて
驚いたということなのだと思う。
俺は誰も知らないような
特殊な病気を出されると
逆にアンフェアに感じてしまうので
高くは評価できなかった。
それにしても
イゼベル・ファーマンの
演技力は凄かった。
憎たらしいぐらいに
エスターという悪役を演じていた。
大人っぽくメイクして誘惑したり
正体がわかった時、
メイクを落として
老けたエスターになるが、
逆に老けメイクで
本当に30歳にみえるように
なるのが凄いと思う。
観終わって思ったのは
エスターは障害を持った孤児のため
いつも子供扱いされて
男女の愛情を知らずに育ったのだろうと。
ブラックライトで浮かび上がる絵には
男女の性行為が描いてあったが
果たして彼女は
セックスしたことがあるのだろうか。
欲望だけが肥大して
狂気的な愛し方しか
できなくなったのではないか。
エスターはジョンだけに
気に入られるような行動をとったが
彼女の中には
幸せな家族を作りたい意志はなく
ただ男だけを求めていたように思える。
普通の33歳の女性の意志と
9歳の身体のギャップに
悩んでいたのではないだろうか。
自分が同じ状況にならないと
こればかりは理解できないけどね。
ブックマーカーが陥りがちな戦場関連問題
※ Twitterのやつに加筆します。
~天秤座~
天秤座は業務だったらいくらでも「良い人」として対応してくれます。 あと、仲良くなりたい人とはみんなで会うんじゃなくて1対1での食事の誘いにもけっこう応じてくれます。 天秤座って技術屋さんみたいなところがあるので、「本気で生きている人」のお手伝いをしたい願望があります。
逆に言えば天秤座には「社交辞令」だけを言っていてもいつまでも仲良くなれません。
1対1の時はある程度「本音」を言って欲しいです。でも、品位をすごく重んじる人なので、その「本音」が単なる悪口とか噂話であるとスーッと距離をとられます。守秘義務はけっこう重んじてくれる。
でも、だからといって「天秤座の前では本音と愚痴」を吐き続けてしまう安心感があるのですが、「じゃあどうするの? 」という改善と対策と行動が見られないと、やっぱり「スーッ」と距離をとられたりします。隠れ体育会系で、「よし、とにかく乗り越えてみるよ! 」と笑顔で戦場に戻っていく人とか大好きですよ。
「私に構うな。前を向け」みたいな武士みたいなところがあるから、相手の天秤座が男性でも女性でも「男友達」みたいな感覚で付き合うと上手く心を開いてくれます。 けっこうですね、天秤座の美女でも男友達モードになるとくだらない下ネタとかに応じてくれます。(※下ネタ好きという意味ではない)
天秤座って調子の良い話だけを信用せず、「この人はダメになった時にどう立て直すんだろう」というところまで総合的にみています。 それでいてまっすぐな人たちだからとにかくごまかさないこと。 クールに見えて嘘つかれたこととかにとても悲しんでる天秤座は多いのです。
~蠍座~
蠍座ってですね、とりあえずは「何でも来いよ」の人なんですよ。相手がどんなに変な人でも、見かけとか、年齢とか、立場とかで判断しない。そしてまず、「自分の目で見てみるまでは」情報を信じないのです。自分がその人に向き合ってみて、その上で判断します。
だから蠍座のすごいところって、この人たちと接していると「騙し合いのカードゲームを楽しむ」みたいな感じになります。手を見せてくれない。こちらが蠍座を試すようなカードを出してみても微笑を崩さないとか。でも、裏側では「次はどんな手を出してくるのか」って楽しんでいるところがある。ちなみに蠍座は「ギリギリの自分を楽しんでいる人」が好きです。
夢とか理想を語る人ってある意味の「嘘つき」じゃないですか。等身大の自分では満足できないという。そのギリギリの嘘に対して戦っている人を応援したくなるのです。
こちらが「テキトー」に相手にしようと思えば蠍座も鏡のように「テキトー」で返してくるし、こちらが「真剣に」向き合おうと思えば蠍座も「真剣さ」を返してくる。何かすごくそれが不思議で、こちらとしては相手の「手」とか「こういう人だ」という感触がつかめないから、また会いたくなるのです。
蠍座には嘘が通じません。「嘘」とわかった上でやさしくその嘘に付き合ってくれます。 蠍座に対してはとにかく「約束」を果たすこと。 他の星座と違っていつまでも待っていてくれる傾向があります。だから、蠍座に対して伝えたことは、必ずこちらから結果や想いを報告してあげてください。
蠍座って、本人もよくわからない運命に自分を尽くしているところがあるので、蠍座に会う時は「神社仏閣にお参りするように、赤心(=生まれたての赤ん坊のように正直な心で)で会うと良いです。 「段々真心で話し始めてきてくれた」って、蠍座はちゃんとわかってくれるから。カッコつけないで。
~射手座~
射手座は命がけの気まぐれです。だから普通の人が射手座を理解しようなんてしてはいけません。 射手座は「真剣勝負のツンデレ」なので「ツン」モードの時には命を追い詰められる覚悟を、「デレ」モードの時には生まれたての子猫の遊びに付き合うがごとく。 デレを見逃すと◯ろされます。
射手座って突き抜けているから「オーケストラ前編5時間(後半戦もあるよ!」の世界なのです。そこに付き合わせようとするといつの間にか周りの人が力尽きてるから、「今日はここまで。ありがとね」って打ち切ることも必要。 「限界、超えてみろよ」と知らず知らずのうちに周囲にうながしてることが多いです。
射手座って「え、楽しいのにもう帰るの?徹夜すればいいじゃん?」と普通に軍人の長官みたいに求めてきます。 「え、それぐらいの障害がなんです?本気なら乗り越えられるじゃん」って(笑)
射手座って本当つかめないです。だってさっきまで「そうだよ、生きるっていうことはね、苦労の連続でもあるんだからね。だからみんなで頑張らねばならんよね!うんうん!」とか熱弁をふるっていたかと思えば(←感極まって熱弁をふるいたい、射手座タイムになることすごく多い)、次の瞬間に「何グズグズしてんだよ。やればいいじゃん」とすごくあっさり言い放つ(笑)
なんかね、それが映画監督みたいなのです。映画監督ってその嗜好性(しこうせい=自分が好きなフェチみたいなもの)が出るじゃないですか。「このラブシーンはすごく重要だ」っていう時にすごくそのシーンをしつこく撮るし、戦闘シーンがあんまり重要じゃなければ2秒で終わらすみたいな。
自分にとって重要なシーンとそうじゃないシーンで、濃さと淡泊さがものすごく差が出るんです。だから射手座を理解しようとしてはいけないんです(笑) 淡泊=興味ないシーンのときってものすごい切って捨てます。「え、そうなの。やりたきゃやれば?」みたいな。
~山羊座~
山羊座は2回生まれ変わる説が僕にはあって、山羊座って20歳ぐらいまで「自分らしさ」のかたまりなんですよ。大嫌いと大好きしかないし、大好き!の
めに毎日命がけで暴走して、決して周りから見たら扱いやすい人じゃないかも知れないけど、どこかすごく輝いている。
山羊座って本当に「独自」なんですよね。小中学校のクラスの中で勉強ができる、スポーツができる、何か異様に顔が広い、流行物をいち早くゲットとか、そういう王道の目立つじゃなくて、とにかく我流で目立つ。何かの組合に属しているわけじゃない「なんか知らないけど好きなことに夢中になっているうちに、周りの人を惹きつけていく」という独特の魅力を持つのです。その魅力が太陽か月かと言われれば、やっぱり月の方なんです。
でも、そうやって「独自のやり方で目立っていた」山羊座が大人になるにつれて「自分勝手なことばかり言ってちゃダメなんだ」って思って、今度は必要以上に反省して萎縮し過ぎちゃう。 山羊座は結果ではなくて、自分の挑戦を褒めてあげて欲しいのです。 どこかで包丁が刺さってるみたいにいつも苦行みたいな表情をしている山羊座って多いから。苦しくないと信用しない。
暴走、いいじゃん。山羊座。 結果ではなくて、自分や誰かのためにやった「思いつきの暴走」って素敵なんだから、そんなちょっとしたことばかりで律儀に自分を否定しないこと。 あなたが生きていないと一緒の風景を見られないんだから。
~水瓶座~
水瓶座もどこか「運命に従う」みたいなところがあって、よくSF小説とかで平穏無事に暮らしていたOLの人が急に「あなたは来月に火星に発生した地球外生命体と戦うことになりました」とか、そういう「奇想天外」なことが人生の中で起きやすいのです。変な展開に対してどうしてもYesと言ってしまう。
水瓶座ってだから、普通の人だったらビビるような「いきなりの変な展開」に対して頭が真っ白になるんじゃなくて、「とうとう、こういうのきましたかぁ・・・」ってなんか知らないけど覚悟をしているふしがある(笑)そういう時はもういつも理性の力(水瓶座は非常に理性の力が強いです)で逃げられなくなっちゃう。「じゃあ、私引き受けてみます。この運命を」ってヘンテコな運命を引き受けやすいのです。
だからやっぱり「演劇性」なのですよね。演劇って脚本があって、その脚本の中を役者って必死で踊らせられなきゃいけない。だからたまに水瓶座は喜劇とかそういうを見て、死ぬほど笑って自分を投影させて、自分を成仏させる必要ってあると思います。
水瓶座ってどこか「非現実性の世界」のなかに暮らしているところがあって「生きているとこんな不思議なこともあるんだよ」ってみんなにアナウンスするための存在に見えることがあります。 だから「普通」ってある程度生きるまでわからないかも知れない。
「普通」を知ると、外国から来た人がすごい日本を好きになっちゃったみたいに「めざし、七輪素敵デスネー」って、なんか赤提灯とかそういうレトロでローカルなものを愛するようになる。 お酒飲めなくても良いから「一緒に二人でお酒が飲める人」って、水瓶座のパートナーでは大切。その空気。
~魚座~
魚座っていっけんすると「来る者拒まず去る者追わず」か態度があるから「みんなに対してフレンドリーなのかな」と思われるのですが、追求したいことしか追求してないところがあります。 「自分の欲望の深さ」について見せることを遠慮しているところもあります。
日本的な「言葉とお礼で伝える」文化よりは、お酒を飲んで一緒に踊るとか、ちょっとそういうラテンとか南国系の文化の人が多いです。「一緒にビーチで踊っているうちに結婚しちゃった」とか、そういうわけのわからない展開が人生に数多く用意されているから、あんまり「日常側」にいない方が良い人たちなのです。
「きちんと線引き」というよりかは「大人のグレーゾーン」。魚座って自分の身体表現のためにちょっとダンスとかやると非常に良いんですよね。音楽がかかった瞬間にダンスで距離を詰めるとか、もっと言うとダンスに身を任せて踊っている魚座ってめちゃくちゃセクシーなのです。
あと、仲良くなった身内にはものすごく甘いけど芸術とか技に関してはめちゃくちゃ厳しいところもあります。普段ニコニコしているのに、映画評論させたら「あの監督は全然ダメだ」とかボロクソに言うとか。「表現」に対してすごく厳しい目線を持っているのです。どこか「芸」に仕える人の印象があって、芸に生き、芸に死んでいくみたいな覚悟みたいなものもありますよね。
だから魚座が好む人って、どこか「映画的」とか「劇的」な人なんですよ。 日常生活に溶け込んでいるようでいて、どこか異質というか。女優でいうと門脇麦さんとか満島ひかりさんとか。男性でもハーフ性とか、男女両方の部分を持っている境界線上の人好きなイメージです。
あと、魚座は常に「生々しい」(笑)彼らや彼女らにとって「夢」っていう表現ではなく「欲望」なのです。「このステージに立つぞ!」というのが夢ではなくて、もうその宣言をしている時には身体的な興奮を味わっている、その欲望のストレートさと生々しさにすごく人は惹かれるのです。魚座ってやっぱりエロス性が強い。